逆杉の由来

約1500年以前より勇水等の恵まれた環境の中で今日なお樹勢盛んな杜の巨木杉。
当境内に多くの根株のみを留めている当初よりの杉の中で逆杉二本は御神前の東西に並ぶ、連理の御神木として古くより夫婦杉と称せられ相生の杉の御神徳高い杉として敬われている。
梢に近く高い幹に垂れた太い枝が多いところから逆杉と呼ばれるようになる。
伝説によれば平安時代の康平年間、八幡太郎義家公が東征の途中、当所に於て逆杉に神気を霊感され、源家縁りの当八幡宮に戦勝を祈願されたといわれる。
雄杉(西側)の幹周十一.五メートル、
雌杉八メートル樹高四〇メートル樹勢旺盛な杉の巨木代表として昭和十二年四月十七日、国(文部省)より天然記念物に指定される。

宗教法人 塩原八幡宮


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逆杉



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逆杉
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1937年4月17日
所在地 栃木県那須塩原市中塩原
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 2本並び立つ  
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ☆☆☆☆     下車後すぐ
撮影日 2009年2月12日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周  10.65m   11.5m  11.37m
樹  高     35m     40m     32m
樹  齢 伝承800年   1500年   
実測詳細 地上1.3m地点を計測 

塩原温泉の奥、日塩もみじライン入り口近くの塩原八幡宮の御神木の2本のスギ。
関東有数の巨スギの一本で、非常に端正な樹形を誇っている。
西側にあるのが雄杉で、東側にあるのが雌杉と呼ばれており、雄杉の方が若干幹周は大きい。
記載したデータは雄杉のものであるが、雌杉の大きさは幹周7.5mほどの大きさで、樹齢は900年といわれている。
雄杉には頭頂部まで通じる修復の痕跡が残るが、これは平成元年に行われた樹勢回復工事による治療痕である。
東北地方にはお決まりの八幡太郎義家(源義家)お手植えの伝説がこのスギにも伝わっており、枝が下垂していることから逆杉と呼ばれるようになったとも。
高原山の裾野が箒川の河岸段丘で傾斜も一段落した地点に生育しており、根元近くには池もあり、環境としては申し分ないだろう。あまりにも2本が接近しすぎているため、葉の量が限定され成長にも影響を及ぼしているかも知れないと思わせるほどだ。
お互いが少し離れていたのなら、更に大きく成長していたであろうと考えられる。
それにしても頃ほどの大杉が2本、落雷の大きな影響も無くよくぞ無事で生き残ってきたものである。


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