栃木県有数のイチイの古木である。
イチイは元来寒冷地を好む木であり、栃木の平地にはほとんど見られないが、標高1269mの中禅寺湖畔はまさにイチイにとって好条件の整った地であったようだ。
イチイの古木は社殿後方と、男体山登山口とに各1本ずつ存在するが、社殿後方のものが少々大きいようだ。
真っ赤な樹肌にドキッとさせられるが、注連縄と狭い柵が施されており、いかにも御神木として大切にされていると感じるだろう。
折れた枝の年輪が300以上を数えたそうで、伝承の1100年もあながち大げさな値では無さそうだ。
関東で手軽に見る事ができるイチイとしては、有数なものと言えるであろう。