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和社神木




和社神木
所在地 南投縣信義郷神木村 
幹 周 15.7m
樹 高 50m
樹 齢 1500年  
樹勢等 良好
特記事項 日本にはない樹形のクスノキ
お勧め度 ★★★★★
到達難易度 車道脇にあり
撮影日 2006年1月1日   

神木村に近づくに従い、だんだんと周囲の景色が変化してくる。2005年に相次いで襲った大型台風の影響で、川という川すべてが氾濫し、山肌がむき出しとなっているのである。レンタカーも神木までたどり着けるかはらはらであったが、大岩の間をすり抜けるように何とか到着。意外にも和社神木の周囲だけは何事もなかったかのように平穏であった。
目の当たりにした瞬間、身体が凍り付くように硬直してしまった。
ただひと言「立派」それしか思い浮かばないクスノキであった。
今回の私の台湾での一番の巨木は、数多い紅檜をさしおいてこのクスノキだった。日本各地のクスをたくさん見てきたが、このクスだけは他のものとは格が違う。周囲の木々たちと生存競争をしてきて勝ち抜いてきた事がはっきりと分かるのだ。まさにクスノキ本来の、熱帯の樹形を保っているクスノキである。実測させていただいたが16.5m。根元を埋めた形跡があるので、実際には更に大きなクスであることは明白で、樹高もクスノキとしては破格の50mを誇る。
滞在時間は20分ほどであったが、本当に後ろ髪を引かれる思いで辞したのだった。
だんだん小さくなるクスを車のウインドーから眺めていると、そんじょそこらのクスとは訳が違うぞ!としきりに語りかけてくるように感じてしまったのを思い出す。
別名を「萬年樟樹公神木」と言うそうで、台湾の巨樹ランキングでは全樹種中9位に相当する。


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