伊東市指定天然記念物

高見のシイの木

  高見のシイ(椎)の木は、ぶなのき科の常緑樹で、5月〜6月に 穂の形の花が咲き、からに包まれた実を結びます。
 材は、建築、薪炭、器具用、種は、食用、油用に利用されます。
 分布は、千葉県以南、東海道から九州までの暖国の山地にはえますが、特に伊豆半島に多生しています。
 高見のシイの木の存在は、自然を残している標本木です。林学、植物生態学上、貴重と思われます。
 歴史的にも、鎌倉時代以前に、源頼朝が伊東市内に在住したころより現存していたと、伝えられるほど、伊東市内では最も古いシイの木です。

    指定 昭和51年5月12日 伊東市教育委員会


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高見のシイの木





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高見のシイの木
指 定 伊東市指定天然記念物
指定年月日 1976年5月12日 
所在地 静岡県伊東市八幡野
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ☆☆☆☆  
撮影日 2007年12月12日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   8.00m    
樹  高   20.0m    
樹  齢 300年以上    
実測詳細  

高見のシイノキは、伊東市の南部、伊豆高原駅近くの住宅街の中に佇むスダジイの巨木である。
国道の八幡野交差点を折れ、500mほど山側に入った住宅街の庭先に高見のシイの木はある。
 周囲を住宅で囲まれているため、木の前を通ってもそれとは気づかずに通り過ぎてしまうような環境にあり、シイノキにとってはあまり好ましい環境とは言えないが、それでも樹冠を大きく広げており、樹勢は旺盛のようである。
 なかなか全容を見渡すことは困難な木であるが、シイノキらしいもこもこした樹冠で、繁茂面積も想像以上に広そうだ。
 主幹には大きな空洞が存在するが、ねじれを伴いながら上へと伸びる幹はかなりの迫力があり、道の下から幹を撮影するのがこの木の定番の撮影方法のようである。 
 もう少し恵まれた環境下にあったなら、それなりの評価を得られそうなほどのシイノキであるが、あまりにも立地場所が悪かったようである。
 静岡県では安田の大ジイと並んで、二大巨頭と言えそうだ。
 付近には駐車場もなく、長時間の撮影にはあらかじめ駐車場所の確保が必要だ。


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