新町の大ソテツ
国指定天然記念物 昭和十一年九月三日指定

ソテツは、沖縄や九州南部に自生するソテツ科の常緑低木で、杉、桧、イチョウと同じ裸子植物である。裸子植物中最古のもので、生きた化石といわれており、 現在観賞用として各地で栽培されている。株は雌雄の別があり、幹には多数のトゲ状のものがある。
葉は羽状で一〜一、五m、かたい線状の子葉が互生している。花は八月頃茎の先端に咲き、雄花は長い円筒状に丸く重なり合って集まる。 種子の大きさはクルミ大でつやがある。茎にはデンプン質が含まれているが毒性があるので、水にさらさないと中毒を起こす。
又果実は食用となる。
蘇鉄の名称は、鉄によってよみがえる意味があり、衰弱して枯れそうになったときに、鉄くずをあたえたり鉄くぎをさすと元気を取り戻すといわれていることから来ている。
新町の大ソテツは、根本より数本の大支幹に分かれ主幹を中心にして東西南北方向に、大蛇の這うように枝を伸ばし、さらに数十本の小枝で見事な株を作っている。
主幹の周囲は約二・五m、高さ約十mにも達しており、樹勢は旺盛で、樹齢も千年以上と推定され天然記念物中最大のものである。
昭和五十六年六月には、天皇・皇后両陛下が御鑑賞なされている。

平成四年三月 河津町教育委員会

※誤字もそのまま記載

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新町の大ソテツ




新町の大ソテツ
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1936年9月3日 
所在地 静岡県賀茂郡河津町峰465
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ☆☆☆☆
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2007年12月12日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周       2.5m   
樹  高          10m   
樹  齢   1000年以上   
実測詳細  

ソテツは九州や沖縄などで見られる樹木で、逸れ以北に生育するものは総て人の手によって植栽されたものである。
その中でも、この新町のソテツは全国でも最大クラスのもので、樹高は10m近くに達するという、ソテツらしからぬ大きさを誇っているのである。さすが温暖な伊豆地方である。
昭和56年には天皇陛下もご覧になられたという大ソテツ。
かつては見学も有料であったが、現在は無料で一般に公開されている。
北側に位置する蕎麦屋さんで、蕎麦を食べながら眺める・・・・というのもありでしょうか?


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