ウツクシマツは、アカマツが何らかの影響により形態を変え、この地に繁殖したものだという。
根元から数本の株に別れ、葉を横に広げるほうき状の姿は優雅で、古来より賞賛され続けてきたことが実感となり伝わってくる。全国各地のアカマツを見ると、ウツクシマツと同様の枝振りを持つアカマツは決して少なくない。しかし、このように200本あまりが群生して生育している地は、ここを置いて他にはないのである。
群生地周辺の山林なもアカマツが多く見られ、その一部はマツクイムシによって被害を受けている状況にある。幸いウツクシマツ自体には甚大な影響を及ぼしてはいないようだが、目と鼻の先にマツ枯れがあるのを見ると気が気でない。
なお、福島県から」宮城県にかけた一帯にも同じような樹形のマツが見られる。
※1 目測によるもの