9年ぶりに与野の大カヤを訪ねてみた。
市街地の中にあるにもかかわらず、相変わらず元気な姿と出会えて安心した、というのが本心である。
JR埼京線の南与野駅から徒歩で10分ほどの所にあり、ひときわ抜きんでたその姿は地域の象徴でもあろう。
南与野駅から続く通りの名前も「カヤの木通り」と命名されていることがらもうかがい知ることができる。
カヤの木としては日本有数のカヤの木であり、単幹のカヤとしては群馬県の「横室の大カヤ」に次ぐものと捉えて良さそうである。
根元付近より幹が別れているものが環境省調査では最大となっているが、上記2本の迫力はカヤとしては別格であろう。
カヤの周囲は柵が設けられ、市街地にありながら半径10m以内には金比羅々以外に建物がないという徹底ぶり。
古くより静岡県「北浜の大カヤ」、群馬県「横室の大カヤ」とともに、日本三大カヤとして名を馳せていたほどの存在である。
1990年には、新日本名木100選にも選ばれることとなり、名実ともに日本を代表するカヤの巨樹である。