国指定天然記念物与野の大カヤ

所在地 さいたま市鈴谷四丁目一四番
妙行寺金比羅堂境内

大カヤは、イチイ科の常緑高木で、葉は扁平線状、革質で厚く、先端はとがっていて堅い。この木は雌株で、四月中旬にひっそりと花が咲き、秋には楕円形の実を付けます。
形状は、樹高二一・五メートル
根回り周囲一三・五メートル
目通り周囲七・二八メートル
推定樹齢は約一〇〇〇年です。
縄文時代より舟材として利用されるほど水に堅固な木として人と密接な関係にあり、応永年間(一三九四〜一四二七)には、関東随一の巨木として世に知られていました。 また、「榧木金比羅」とも呼ばれ、古くから信仰の対象でもありました。
この地は、中世に「まち」の中心としてたいへん栄えていました。数世紀にわたり風雪に耐えてきた太い幹と四方に張った枝ぶりからは、「まち」の歴史を見守ってきた重厚さが迫ってきます。
昭和七年(一九三二)七月二五日、国指定となる。

さいたま市教育委員会


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与野の大カヤ



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与野の大カヤ
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1932年7月25日 
所在地 埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-14
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 雌株のカヤである  
お勧め度 ★★★☆☆
到達難易度 ☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2009年4月20日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周    7.3m   7.28m   7.76m
樹  高     21m   21.5m     22m
樹  齢   300年以上   1000年   
実測詳細 高地面より地上1.3m部分を計測 

9年ぶりに与野の大カヤを訪ねてみた。
市街地の中にあるにもかかわらず、相変わらず元気な姿と出会えて安心した、というのが本心である。
JR埼京線の南与野駅から徒歩で10分ほどの所にあり、ひときわ抜きんでたその姿は地域の象徴でもあろう。
南与野駅から続く通りの名前も「カヤの木通り」と命名されていることがらもうかがい知ることができる。
カヤの木としては日本有数のカヤの木であり、単幹のカヤとしては群馬県の「横室の大カヤ」に次ぐものと捉えて良さそうである。
根元付近より幹が別れているものが環境省調査では最大となっているが、上記2本の迫力はカヤとしては別格であろう。
カヤの周囲は柵が設けられ、市街地にありながら半径10m以内には金比羅々以外に建物がないという徹底ぶり。
古くより静岡県「北浜の大カヤ」、群馬県「横室の大カヤ」とともに、日本三大カヤとして名を馳せていたほどの存在である。
1990年には、新日本名木100選にも選ばれることとなり、名実ともに日本を代表するカヤの巨樹である。


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