西武線本川越駅から北東に徒歩約5分ほどの所、周囲をビルに囲まれるような格好で2本のイチョウが寄り添って立っている。
ほぼ川越市の中心部といっても良いような立地で、生命力旺盛なイチョウであるからこそ、存在しているような雰囲気である。
出世稲荷の本殿は土蔵づくりでできており、川越ならではの雰囲気を演出しており、なかなか味わい深い。境内も市街地中心部の社としては広い面積を有しており、ぽっかりと建物のない空間を演出している。
イチョウは参道を挟む格好で2本立っており、拝殿に向かって左のものがより大きい。
やはり市街地にあるためか、落葉の影響から避けるため、落下する枝の人的被害から守るために、相当派手に剪定されまくっており、まるで緑色の超巨大なプードルが2頭、向かい合わせに立っているような印象を受ける。
イチョウに目立った痛みは感じられず、市街地でも平気な顔で生長するイチョウの面目躍如といった感がある。
近くに喜多院があり、観光客にはまったく振り向かれない存在であるが、陰に隠れた川越の観光スポットでもあるのだ。