大阪府指定天然記念物 大沢のスギ

 大沢のスギは樹齢800年(推定)、幹まわり約6.7m 樹高は約20mあります。(財)大阪みどりのトラスト教会の実施している 樹木保存事業で、樹木医に診断してもらったところ、根の踏みつけによって樹木が弱る可能性があるということで、木柵を設置しました。 見学される方は柵の内側に入らないようよろしくお願いします。

島本町 大沢自治会
(財)大阪みどりのトラスト教会

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大沢のスギ



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大沢のスギ
指 定 大阪府指定天然記念物
指定年月日 1977年3月31日 
所在地 大阪府三島郡島本町大沢
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 やや不良
特記事項   
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★★☆☆  下車後徒歩5分ほど
撮影日 2008年7月19日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   3.15m    6.7m   7.15m
樹  高     27m     20m     29m
樹  齢  300年以上    800年   
実測詳細 高地面から地上1.3m地点を計測 

これが大阪府にあるスギ? 目の前にして、まず思ったいつわざる気持ちである。
大阪周辺ではスギの巨木はすでに失われてしまったのではないか、と考えがちであったが、ところがどっこい、こんな素晴らしいスギがひっそりと島本町の山中に生き延びていた。
土際から大きく二幹に別れているように見えるのだが、良く見ると上方からの土砂の堆積が、長い年月をかけてスギの根元を埋めたようにも見える。
しかし、普通の直幹型のスギとは一線を画しており、台スギのような傾向を持つ暴れすぎの一種として捉えることもできそうだ。
幹からは数多くの枝を張り出しているが、下部の枝はことごとく枯れており、上部の枝がけっして多くはない葉を付けているに過ぎない状態で、樹勢はあまり良さそうには見えないのは残念だ。
この異様な樹形になったのは、主幹を失ってしまったからに他ならないであろう。地上5m付近でバッサリと主幹を失っているのが現在でも分かる。
主幹を失ったことを補うように枝を数多く出し、生きていく最低限の量の葉を茂らせるためにもがき苦しんだ姿が現在見られる樹形の源であろう。
かなり深い山中にありそうな樹形であるが、アクセスも比較的容易で、わずかな距離を歩くだけで対面できるのは意外であった。
なかなかの名木、これからも長いこと生き抜いていくことを願うばかりだ。


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