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男池のケヤキ




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男池のケヤキ
指 定 なし
指定年月日  
所在地 大分県由布市庄内町阿蘇野
解説板 なし   
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★★☆☆  下車後徒歩5分ほど
撮影日 2015年12月30日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周     7.31m
樹  高     26m
樹  齢       
実測詳細 岩の上のくびれた最も細い部分

かねてより、是非訪問したい気になるケヤキであった1本。
 残念ながら、訪問が年末となり太陽光が斜めから射しており、おまけに快晴に近い天気ともなれば、いくら時間を掛けて待っていても写真としては使い物にならないような条件下であった。
 南にある木の影が伸びてきて、大ケヤキに投影され影を落とす、そんな状態ではすでにあきらめ気分。
 遊びに来ていた女の子をモデルにしたり、家族連れの皆さんの記念写真のカメラマンをしたり、ここはもう男池園地の雰囲気を満喫したといっても良いだろうか。
 たまには開き直りも必要なことを勉強させていただいた次第。
ケヤキはまだまだ若い個体のようで、樹齢はせいぜい400年といったところであろうか。
 最大の特徴である大岩を抱えた根は、さながら大きなナメクジのようで、ちょいと不気味な雰囲気を醸し出している。
 薄暗い中で見たならば、きっと不気味さも増大し、良い雰囲気の中での撮影もできただろうに・・・・
 このケヤキに関しては、葉の茂っている時期に訪問するのが最良のようである。
 ケヤキは少々枝の折損が目立ち、大きな枝が3本となってしまった状態。数年前の雪の影響でもあったのであろうか、その傷口もまだ新しいもののようである。
 幹周は岩の上の幹がくびれた部分を計測しており、実際に目の当たりにする根の部分の大きさは反映していないことになる。
 実際に見た目のボリュームは数値以上に感じられると思われ、女性的な柔和な曲線を持つ樹姿と相まって、きっとご満足いただけるケヤキであろうと思われる。

 ケヤキのすぐ近くには炭酸泉の水が湧いており、この園地の主役である男池が控えている。
 九重山の山体の中で濾過されて湧き出た水、口に含んでみるとなんともなめらかな軟水であった。
 炭酸の成分は残念ながら感じられなかったが、九重山を挟んで南側にはラムネ温泉やカニ湯で有名な長湯温泉などがあることから、九重山の噴出物には二酸化炭素を大量に含んだ噴出物が多いのであろうか。あるいは九重山自体が、炭酸を生成させる何かを持ち合わせているのであろうか。
 そういえば八甲田山や三瓶山など、活動の衰えた火山に見られる炭酸気口とも関連があるのかもしれない・・・・
 ケヤキへのアクセスは比較的安易で、駐車場から徒歩約5分ほどの距離、案内板もしっかりと整備されており、気軽に訪問できるのもありがたい。


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