首里金城の大アカギ

1972(昭和47)年5月15日
国指定天然記念物
内金城嶽境内には推定樹齢200年以上と思われるアカギ(学名:Bischofia javanica Blume)の大木が6本生育しています。樹高は約20mで、 樹幹にはホウビカンジュ・ハブカズラ・シマオオタニワタリ・クワズイモ・ハマイヌビワなどが着生しています。
アカギは琉球列島・熱帯アジア・ポリネシア・オーストラリアなどに分布するトウダイグサ科の樹木です。沖縄県内では普通に見られる 樹木ですが、このような大木群が人里に見られるのは内金城嶽境内だけです。第二次大戦前までは首里城内及び城外周辺にもこのような アカギの大木が生育していましたが、戦争でほとんど焼失してしまいました。

沖縄県教育委員会
那覇市教育委員会

沖縄県の巨樹 全国の巨樹 その他樹種一覧 九州沖縄その他樹種 樹種別一覧 HOME 森の巨人100選

首里金城の大アカギ



他の写真を見る

首里金城の大アカギ
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1972年5月15日 
所在地 沖縄県那覇市首里金城町3丁目
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★★  下車後徒歩10分
撮影日 2007年3月16日
 環境省値  解説板値 実測値
幹  周    5.6m       8.75m
樹  高     13m         25m
樹  齢  200〜299年    200年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

那覇市の首里城の外れにある大アカギである。
首里城を南に抜け、住宅地の中を下る石段を下り始めると、すぐに左に折れる道がある。ほどなくしてアカギが群落をなしている場所に出ることとなる。生活している方以外は、ほとんど通ることもない道であろうか。そこはぽっかりと緑が残されている不思議な地点のようにも感じた。
それもそのはず、ここだけ戦火で焼け残った場所なのだそうだ。
いかにも湿度が高そうな場所で、アカギの木もみずみずしく見えてくるから不思議である。かつてこの周辺は、このようなアカギの森で覆い尽くされていたのであろうか。
アカギの群落地?に到着すると、まず幹周5mほどのアカギが出迎えてくれるが、このアカギが素晴らしい。奥に控える最大のアカギと比べても雰囲気では負けていない。そこから左を見やると森の奥に最大のアカギが控えているのが見える。実際に出会ってみると、想像以上の大きさなのには驚いた。
完全にこの森の主であるかのような存在感を持っており、ガジュマルやアコウ以外では沖縄県最大となるのであろうか。
根がかなり肥大しているため、計測に手間取ってしまったが、計測した値が8.75m。
ガジュマルばかりに目が奪われてしまっていたが、取材の最終日にすばらしい樹を見させていただいた。
再び訪れて、ゆっくりと撮影することを今から楽しみにしている。


戻る