川端康成の小説「雪国」にも出てくる神社であり、この大杉もちゃっかり小説に登場している。
この有名な小説の舞台が実際に存在し、現在でも変わらぬ光景を保っているのであるから、これは川端康成ファン以外でも興奮せずにはいられないであろう。
実際に自分も平べったい石に腰掛けてみたし、やることは皆同じだと思いたい・・・・
諏訪神社は上越線の完成によって、ものの見事に分断されており、かつての参道終点に聳える門杉であっただろう大杉2本は、現在ではその役目も終えたようで、根元にはわずかな参道らしき踏みあとが残るのみだ。
その後背後にも新幹線が通ることとなり、立地的には非常に可哀想な場所となってしまった。
かつては裏側であった駐車場方面から入ってくる参詣客は、この大杉の存在にも気づかずに拝殿の方へ歩を進めてしまう。
これだけのスギであるが、周囲の社叢のスギもかなり生長しており、ご神木としての威光も薄れてきているような感がある。