諏訪社(大門)の大杉

諏訪社の御神木であるこの大杉は、樹高30米ほどで樹齢は約400年といわれている。
その偉容は、川端康成の小説「雪国」で「恐ろしい神の武器のよう」と形容され、歴史の重みをたたえて神聖な社を鎮守している。
また、この杉の根元に置かれた平らな石は、小説では、駒子が腰をおろし、島村と愛を芽生えさせたとしている。

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諏訪社の大杉



諏訪社の大杉
指 定 湯沢町指定天然記念物
指定年月日 1988年4月1日 
所在地 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ☆☆☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2007年1月7日
 環境省値  解説板値 実測値
幹  周   7.31m      7.34m
樹  高    35.38m     30m     29m
樹  齢   300年以上    400年    
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

川端康成の小説「雪国」にも出てくる神社であり、この大杉もちゃっかり小説に登場している。
この有名な小説の舞台が実際に存在し、現在でも変わらぬ光景を保っているのであるから、これは川端康成ファン以外でも興奮せずにはいられないであろう。
実際に自分も平べったい石に腰掛けてみたし、やることは皆同じだと思いたい・・・・
諏訪神社は上越線の完成によって、ものの見事に分断されており、かつての参道終点に聳える門杉であっただろう大杉2本は、現在ではその役目も終えたようで、根元にはわずかな参道らしき踏みあとが残るのみだ。
その後背後にも新幹線が通ることとなり、立地的には非常に可哀想な場所となってしまった。
かつては裏側であった駐車場方面から入ってくる参詣客は、この大杉の存在にも気づかずに拝殿の方へ歩を進めてしまう。
これだけのスギであるが、周囲の社叢のスギもかなり生長しており、ご神木としての威光も薄れてきているような感がある。


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