南魚沼市の最北部、巻機山から流れ下る清流によって成長したカツラの名木である。
2007年現在、所有者である万松寺が改装を行っているため、庭の手入れにまで手が回らない状況のようで、ちょっとばかり荒れている状態。
かつてはカツラの周囲には幟が何本も立てられ、いかにもご神木然としていたのだが、現在はほとんど手が付けられていない。
かえって、こちらの方が雰囲気的には良好であり嬉しいのではあるが。
初めてこのカツラと出会ったのが92年。16年ぶりの再会となったのであるが、当時の幹周は11.3mとなっており、16年で70cmも成長したことになる。年に7mmほどの年輪を刻んだことになるが、いまだに旺盛な成長を続けている証拠であろう。
根元付近には目立った流水はないのだが、岩崎自体が背後に谷を抱えており、小さな扇状地の上に乗る集落だ。地下数m地点には大量の伏流水が流れており、このカツラの成長の源となっているはずである。