湯沢の中心部から南東に2kmほどの所、湯沢高校前から17号線に出る道の旧道沿いにあるのが毘沙門堂。その境内には三本の大スギがあり、それぞれ湯沢町の指定を受けている。
道路に面するように大杉が姿を現し、石段を挟んで観音杉があり、奥の斜面に天狗杉が真っ赤な姿でこちらを睥睨しているかのようだ。
大杉は数値から予想していた以上に威風堂々としており、3本の中では最も立派といえるであろう。
しかし、社殿を最も近くで守っているのは天狗杉で、その姿は仁王像を想像させるような荒々しさを見せており、迫力ではこちらが上回っているようだ。
新道ができてからは人通りもほとんど無くなり、踏切も撤去されたために行き止まりとなってしまった。それに連れ神社周辺は寂れてきている様子である。
スギ達にとっては、再び昭和初期のような長閑な環境に戻り、喜んでいるのかも知れない。