日本最古とされるイチョウの巨樹。
平安時代に朝鮮半島経由で日本に入ったと伝えられるイチョウは、当然対馬を経由して入ってきたものであろう。従ってその経由地である対馬に最古のイチョウがあっても何ら不思議はない。
近年の台風により幹の折損が続いてしまっているようだが、全体の樹形を見ている限りでは衰弱の傾向はあまり感じられないようだ。
なかでも東側の幹は健全で、有り余る樹勢から乳を垂らしているほどで、成長力が旺盛であることを物語っている。
実測では幹まわりが13mを越えており、数多いイチョウの中でも第一級の巨樹であることがわかるであろう。
対馬島内には、琴のイチョウ以外にこれといった巨樹が無く、そういった意味でも貴重なものであろう。
撮影日 2004年3月19日