前上田から松本に抜ける254号線から分かれ、内村川の支流霊泉寺川を1.5kmほど遡ったところにあるケヤキ。
霊泉寺は曹洞宗の寺院で、安和元年(968)に寺が建てられ、金堂の西方に温泉が湧出
したと伝えられる。効き目が素晴らしく、不
治の病も霧散の散るように治ったと言われ、霊泉寺温泉は数百年間寺湯であったのだそうだ。
大欅は唯一火災から難を逃れた不明門の脇にあり、傾斜地を石段に処理してしまっているため、少々窮屈な格好で立っている。
自然のままのスロープで残していたならば、どれだけ雄大な姿であったろうか。
全国ケヤキ10傑を選ぶならば、当然リストアップされるべきケヤキであろう。
※1 環境省資料による