佐久市内の王城公園の一角にあるケヤキの巨木。
市街地にありながら、大井城跡として広大な面積を公園として残している成果でもあろうか、周囲から隔離されるような環境がよい影響を及ぼし、半円形のほぼ健全な姿で立っている姿には感動すら覚える。
樹下には庚申塔や墓石なども見られ、かつての戦国時代の名残を残していることも忘れてはならないだろう。
訪れた時期はちょうど紅葉の真っ最中で、普通のケヤキと違い真っ赤な紅葉を見せてくれていた。すぐ近くの住吉神社のケヤキとは好対照である。
長野県には、こうした健全なケヤキが数多く残っており、大切にしていきたいものである。
2005年に再訪した。幹周りは70cmほど成長していたが、樹冠の形が少々変わってしまったようだ。樹勢が衰えたわけではないだろうが、2004年に多数襲来した台風による影響であろうか。
※1 環境省資料による