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お稲荷様のケヤキ




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お稲荷様のケヤキ
指 定 千曲市指定天然記念物
指定年月日 1994年3月31日 
所在地 長野県千曲市森字上平
解説板 あり   
樹勢等 良好
特記事項 元気いっぱいのケヤキ  
お勧め度 ★★★★★
到達難易度 ☆☆  下車後徒歩5分ほど
撮影日 2018年3月28日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周 8.70m 8.00m 10.62m
樹  高 18m 30m 20m
樹  齢 700年 600年   
実測詳細  

 あんずの里のど真ん中に位置するケヤキの巨樹です。
3月の末に現地に訪問しましたが、もうすでにあんずの花が咲き始めており、予想よりも一週間以上早い開花に地元の方は大慌てのご様子。
 そのあんず畑のど真ん中に、大ケヤキは勢いよく枝を伸ばして立っています。根張りが雄大な樹形のために、計測によって誤差が出るタイプの巨木ですが、このケヤキに限ってはそんな事はどうでも良いとさえ思わせる、素晴らしい樹形の持ち主のケヤキでした。
 ちょうど所有者の宮尾さんがおられたので、畑の手入れの手を休めていただき、色々と貴重な話を1時間近く聞かせていただきました。
子供の頃は横に伸びる大枝に登って遊んだこと、現在元気そうに見えていても、以前と比べると明らかに樹勢が弱まってきているのは間違いなく、木の向こう側の景色が葉っぱで見えなかったのが、最近では透けて見えるようになったとのことで、かなりご心配なされていました。
 根元にはお稲荷さんの祠があり、その御神木として大切にされてきたもので、現在でも地域ぐるみで保護をしているとのこと。

 ケヤキは古墳のような小さな丘の上に乗っているため、四方に張りだした根の発達が顕著です。空洞などの開口部もなく、かなり健全な姿を保っています。
 ただ、古い時代に主幹と思しき幹が折れたようで、現在では蓋がされています。付近は緩やかな傾斜地で、あんずの冊に向かって広がる扇状地の扇頂部分に近く、地下水を得やすい環境にあるものと思われます。
 豊富な地下水が、ここまで大きく成長させてくれた要因の一つでもあるのでしょう。
 独立木で、周囲の度の方向からも良く眺められるのもポイント高いでしょうか。直径40mにも迫る半円形の雄大な樹形をどこからでも望むことが可能で、想像以上に立派なケヤキとの出会いに感謝です。
 4月上旬のあんずとの組み合わせは、おそらく最高だと思われます。


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