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牛伏寺のカラマツ





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牛伏寺のカラマツ
指 定 松本市指定天然記念物
指定年月日 1967年2月1日 
所在地 長野県松本市内田2573
解説板 あり   
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★★☆☆☆☆  下車後徒歩15分
撮影日 2016年7月5日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周 3.80m 3.69m 4.40m
樹  高 40m 40m 39m
樹  齢 不明 伝承400年   
実測詳細  

松本市内でも、もっともよく知られた寺社の一つが、鉢伏山の中腹に位置する、金峯山牛伏寺(きんぽうさんごふくじ)であろう。
その牛伏寺の裏山に樹高高くそびえるのが牛伏寺のカラマツだ。
 境内にはカラマツへの案内板などがなく、初めての訪問では広い境内をうろうろするだろうが、いつばん奥の庫裏の脇から裏山に登る道がついているので、踏み跡をたどるとカラマツに出会うことができる。
 枝下が素晴らしく高く、スギとはまた違った直幹の姿に感動を覚えるであろう。
 梢の先端は雷に打たれたのであろうか、少々白骨化しているが、周囲の木々よりもひとつ抜きんでてそびえる姿はなかなかの迫力である。周囲のヒノキなどと競争をして成長したために、野生でありながら素性の良い素晴らしい樹形を持つカラマツになったものと想像しても良いであろう。
 樹高測定はかなり苦労したが、それでも標柱に記載されている樹高とほぼ同じであった。
 幹周ははるかに大きな数値を計測したことから、60cmの上乗せ分は標柱が立てられてからの成長分であろう。

 カラマツの巨木は数少なく、櫛形山のカラマツが日本一の巨木として有名だが、残念ながら未訪問。塩尻市の権兵衛峠にも林野庁指定のジャンボカラマツが存在するが、牛伏寺のものよりも一回り小さいようである。現時点で440cmの幹周は、環境省のデータベースに於いて7位の相当に位置する。
 日光の山中から数本の巨木が報告されているが、確認が難しくなかなか会いに行けそうにないカラマツであろう。
 そう考えると、気軽に訪問できるカラマツとしては貴重な存在である。樹勢も悪くない様であり、今後まだまだ太くなりそうな気配である。


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