佐久市東方の長閑な田園風景の中に佇むケヤキである。
かつては背の高い樹形を誇っていたであろうが、その主幹も朽ち果て、新たに成長した無数の枝によってケヤキの巨樹として威厳を保っていた。しかし、その小枝たちも次第に枯れはじめ、現在では息も絶え絶えの姿となってしまったのはとても残念だ。
上の3枚は2005年、もっとも下のものは1992年秋に撮影したものだが、その衰退ぶりがおわかりいただけるであろうか。
帰り際に機材をかたずけていたら、安養寺の裏手の山から数羽の猛禽類が飛び立ち、上昇気流に乗りながら優雅に臼田方面へと消えていった。おそらくサシバであろうか。
こんなに自然が残っているというのに、ケヤキは何故弱っていくのであろうか・・・。
※1 環境省資料による