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中塔阿弥陀堂のしだれ桜




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中塔阿弥陀堂のしだれ桜
指 定 なし
指定年月日  
所在地 長野県松本市梓川中塔
解説板 なし   
樹勢等 良好
特記事項 長野県ではベストなサクラの1本かも
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後5分ほど
撮影日 2018年4月18日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周     7.01m
樹  高     10m
樹  齢       
実測詳細 高地面から1.3m上を計測 

 環境省データベースでは掲載漏れとなっているシダレザクラの名木です。
 なかなかの大桜で、幹周はかなり条件を渋く計測しても7.01mを測りました。樹高に関しては10mと、シダレザクラとしては平均的な値となりました。
 樹齢に関してはまったく資料がないのですが、400年前後と見るのが良いでしょうか。
  地元でもそれほど著名ではないサクラのようで、写真のように見事な満開でも誰も見学に来ていない状況でした。
  2017年4月4日にも訪門したのですが、周囲のサクラは満開であるのに対して、このサクラに限ってはどこ吹く風、つぼみは堅、開花までにはまだまだ時間のかかる状況でした。
 ちょっと高台にあるために周囲よりは30mほど標高が高いことは間違いないのですが、一週間も遅れて咲くのは意味不明です。
 まあ、個体差と言ってしまえばそれまでなのですが・・・・
 それ故に、なかなか一本だけを見るために訪問するってのは難しいサクラであるのかもしれません。
 阿弥陀堂の境内から周囲を見下ろしても、もうほとんどのサクラは散ってしまった後なのですから・・・・

 2018年は過去最高に桜の開花が早い年でもありました。
 私が講師を務めるNHK学園の観察会は、例年の満開似合わせて設定、4月18日開催とし準備を進めていました。しかし、当然ながら松本市周辺の桜はすでに葉桜状態です。出も観察会実施日の移動は許されません。唯一中塔阿弥陀堂しだれ桜だけは咲いていることを願って現地を訪問、なんとこの一本だけが満開状態で待っていてくれました。
 松本市近辺の花見時期はとうに過ぎ去ったこともあり、サクラは観察会メンバーの独占状態・・・・
 畑仕事をしているお婆ちゃんに話を聞いたり、のんびりと絵を描いたり、近くにある中塔のツガの木を見に行ったりと、大変濃密な時間を過ごさせていただきました。
 せっかくの観察会が葉桜観察会となるところを、このサクラは救ってくれた訳なのです。
 そういった意味からも、思い出に残る印象深いサクラとなったのは言うまでもありません。


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