旧築館町の中心部より南より、高台に位置する双林寺にあるスギの古木。
双林寺は境内にある姥杉にちなみ、杉薬師の呼び名でも親しまれている曹洞宗の寺院である。
姥杉は本堂裏手の斜面上に位置しているが、落雷にあったとされ、細かい枝はほとんどが枯れてしまい、数本の太枝が生き延びているにすぎない状況だ。
幹には炭化した樹皮の跡が痛々しく残っており、斜面下から望むと、ほとんど白骨化したスギにしか見えない。裏手に廻ると樹皮はまだ生きており、賢明に生き延びようとする姿を見ることができる。
2000年を最後に中止となっていた「しめ縄奉納」が2005年には復活し、長さ約10メートル、太さ最大約70センチの特大しめ縄が町民により奉納された。100年もの年輪を重ねてきた古木、何とか生き延びてほしいものである。