2005年9月に秋田県湯沢市より大ネズコの連絡が入り、宮城県のものと同時に調査することになった。
軍沢の大ネズコの発見に沸いた3時間後、さらなる大ネズコが我々を待っていてくれた。
幹周りはちょうど10mで、今のところ日本最大のネズコとなる。
根張りが雄大で、空洞は開いているが樹勢は良好。
栗駒山の溶岩流台地が、ネズコの生育には絶好の条件だったのだろう、この木にたどり着くまでに7mクラスのネズコも数本見かけたが、ガイドの方はそれらに見向きもせずに通過していくのだった。そこで我々が付けた名前が「素通りのネズコ」。
関東平野に存在していたなら、下手をすると国指定天然記念物にもなりかねないほど立派なものであったが、何とも生育場所が悪かった。
湯浜温泉から世界谷地に向かう途中にあるが、登山道および林道を使っても登山道からはかなり脇道にそれるので、ガイド人がいなくてはたどり着けないであろうか。