この栗は丹波栗で、高さ約十二米、ね周り約八米、目通りの幹周り約五米で、栗としては県下希にみる大木である。
慶安元年(一六四八年)この地に真言宗の蔵福寺と称する寺があり、その頃植えられたものといわれ、樹令やく三百三十年位と推定される。
 

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日根牛の大クリ






日根牛の大クリ
指 定 宮城県指定天然記念物
指定年月日 1973年5月15日 
所在地 登米郡登米町大字日根牛字浦小路3
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 丹波グリとされる   
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2006年10月13日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周    5.6m    5.0m   6.05m
樹  高     10m     12m    8.5m
樹  齢   300年以上     330年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

クリの巨木といわれるものをこれまでに数本見てきたが、このクリが過去最高のクリとなるのは間違いないところであろうか。
町の真ん中にただ一本、取り残されるようにポツンとある。
山の中に存在するクリの巨木とは、基本的になにかが違っているような気がするが、まだ私にはそれが分からない。
その表情がまた良いのだ。
幹は深いしわを刻みながら、ねじれるように螺旋を描きながら上昇している。高さは10mにも満たないが、繁茂面積はなんとも広大なのだ。人為的に上の枝は切られたとも聞くが、それ故にこの太い幹を手に入れたのだろうか。
ちょうど訪問時は実がなる頃であり、毬がたくさん落ちているのだが、中身はほとんど拾われてすでに無い。
隣接の保育園園児が拾うのだろうか。
樹勢はまだまだ旺盛であり、これからも秋にはたくさんのクリを降らせてくれることであろう。

木の周囲をぐるぐる回りながら撮影していると、所有者の真田さんが出てきてくれた。足が悪いのに話したくて駆けつけてくれたそうである。いたく恐縮してしまったのは言うまでもないが、クリにまつわる貴重な伝説などを聞かせていただいた。



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