大楠
(樹高36m・樹周囲7.5m・枝張東西40m・南北37m)
多気町大字前村橋政379番地の2(大字前村区有)

この一帯は、北畠家及び南朝派一族の隠匿地と言われ、神祇を奉祀して王朝の復興を区図した。
その後時勢の変遷を受け里人が忠臣の遺蹟を後世に伝えるために一老樹を保存し、記念の表徴として来た。
かくて、樹木を神木として偉霊の実在を信仰し、小祠を祀って霊木の保存をはかっている。樹齢は推定約600年

多気町教育委員会

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前村の大楠



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前村の大楠
指 定 多気町指定天然記念物
指定年月日 1988年12月15日 
所在地 三重県多気郡多気町前村字橋政379-2
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ☆☆☆      下車後すぐ
撮影日 2008年7月20日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   7.49m   7.50m   8.03m
樹  高     30m     36m   21.5m
樹  齢  300年以上    600年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

JR紀勢本線佐奈駅の南西約1.5kmの前村集落にあるクスノキの巨樹。中央構造線のほぼ真上近くに立地している。
国道42号線の旧道沿いの町外れに立っており、道路を通したことにより根元を少々埋め立てられているようにも見える。
かつては佐奈川の河岸段丘斜面に立っていたものと思われ、かつては結構な急斜面に立地していたようだ。
クスノキの側には佐奈川へと流れくだる小さな支流があり、根元の水分の供給に関しては心配のない立地であろうか。
クスノキの根もとには大楠神社が祀られており、地域の人々からは「おぐす」と呼ばれ親しまれている。
樹冠もほぼ完全な形を保っており、枝振りに若々しさを感じさせる勢いのある若い木である。
すぐ側には紀勢本線が通り、JR東海ご自慢のキハ85系を入れてクスノキと共に撮影するのも良さそうである。

撮影時は何とも長閑で、このまま一日ここでボォーっとしていようか?と思わせるような、心落ち着く場所であった。

クスノキは多気町内に広く分布し、町の木にもなっている。


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