引作の大楠

三重県指定天然記念物
昭和11年1月22日指定

三重県南牟婁郡御浜町引作(ひきつくり)
幹周   14.7m
樹高     29m
樹齢   1500年(解説板)

三重県最大のクスである。
山の斜面に立っており、北側が神社参道により4mほど埋もれた状態。その付近での幹周が14.7mであり、もし埋もれた部分を取り除いたのなら、どれだけの大きさなのであろうか。
このクスは、過去に付近の杉とともに伐採される運命だった。この報を知った南方熊楠は、柳田国男(民俗学者)に伐採の中止を働きかけるよう要請する経緯があり、そのお陰で現在もこのクスの勇姿を見ることができるのである。

現在では根元を公園風に整備され、樹も気持ちよさそうに枝葉を広げているかのようである。
平成2年には読売新聞社選定「新日本名木100選」にも選ばれ、一躍全国にもその名を知られるようになった。


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