歳の神の樟
所在地 宇土市網津町字馬門
指定区分 宇土市指定天然記念物
指定年月日 昭和五四(一九七九)年五月九日

● 概要
網津町馬門の大歳神社にあるクスノキで、約二〇〇年前に描かれた「御鷹場切絵図」に巨木としての当時の姿が記されており、現在では幹まわり 一四メートルに及ぶ宇土市の巨樹の中では最も大きいものです。
宇土半島の巨樹・老樹を調査し、その結果を発表した「宇土半島の老樹名木」(永田瑞穂・一九七五年)には、「中央にあった大枝が枯れたためか、大穴となっている。 どの枝(五本)も斜上し、オオイタビが下がって異形をなしている」と昭和四五(一九七〇)年当時の状況が記載されています。
その後、樹勢が衰え始め、平成九(一九九七)年にはオオイタビの除去が行われ、翌年には各大枝に支柱が設置されています。
現在は、以前より樹勢は回復しかけているものの、主幹部分を中心に傷みが激しく、また主幹から伸びた五本の大枝の枝先も枯死した部分が目立ち、 若い枝が少ないため、以前油断できない状況にあります。
大歳神社では、毎年八月一六日を子供奉納相撲とし、お祭りは九月一三日に住吉神社宮司を招き、五穀豊穣の祈願が行われています。
平成一六年九月
宇土市教育委員会
 

熊本県の巨樹 全国 クス一覧 九州のクス 樹種別一覧 HOME 森の巨人100選

歳の神の樟



他の写真を見る

歳の神の樟
指 定 宇土市指定天然記念物 
指定年月日 1979年5月9日 
所在地 熊本県宇土市網津町字馬門
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 やや不良
特記事項    
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2007年1月4日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周   13.5m   14.0m   13.8m
樹  高   14.1m          17m
樹  齢      不明      
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

掲示板にいらしてくれるタカハヤさんから教えていただき、実際に逢ってきたクスノキ。
なるほど、このクスノキの表情は全国広しといえども、ここだけでしか見られないものであろう。
コイが首をもたげたような感じにも見て取れるし、巨大なヒルが口を開けて襲ってくるような印象にもとれる。
このヒルの口、道路に出た大枝が邪魔となり、人間の手によって伐採されたのだそうである。心なしか怨念が隠っているようにも感じられたのは、そのせいなのであろうか。
中心にそびえていたであろう主幹が残っていたならば、これはとんでもないクスノキだっただろう。
三角半島周辺は巨大クスノキの密集地だ。まだ見残しているものもある、熊本はやはり奥が深い。


戻る