菊池市内にあるムクノキの巨木。
完全に市街地の中に埋もれてしまっているが、かつては菊池神社参道脇にあった御神木である。
現在は菊池高校のすぐ脇に位置し、結構な交通量のある御所通りという道路脇に土盛をし、その上に生育している状態だ。
背後は建物が迫ってきており、生育条件としてはかなり劣悪といえるであろうか。
ムクノキの背後に回ると、ほとんどが空洞で皮一枚で立っている状況だが、支柱や鉄のバンドによって保護されており、樹冠の繁茂面積は幹の状態からは想像できないほど広大であり、夏には絶好の木陰を作り出してくれている。
衰退が激しいムクノキの中にあって、これだけの巨木は貴重な存在であろう。