かねてより気になった樹であったが、なかなか訪問できなかった樹の一つだった。天草には3回目の訪問で、ようやく対面できたことにある。
結果から言うと、はるかに想像以上のアコウであった。
アコウとしてはしっかりと保護されており、民家がすぐ側まで迫っているが、とても居心地良さそうに見えた。
海岸線まで100mほどあるが、かつてはこの地が海岸線であったことだろう。
アコウは絞め殺し植物の一つであるが、ここまで大きくなると絞め殺した樹の存在すら定かではない。気根を多数垂らし、西側から見た姿は不気味ですらある。
また、根の凄まじさに絶句してしまったのだが、自然の造形美の虜になってしまった。
2006年には県への指定とランクアップしているが、これは国指定天然記念物にしても良さそうなアコウであろう。
ひと言、「まいった」である。