熊本県指定天然記念物
郡浦の天神樟
昭和34年10月27日指定

このクスノキは、最もくびれた部分の幹囲が14.4m、根廻りが30.5m、樹高が23mあり、枝張りは東西30m、南北29mある県下最大級のクスノキである。 樹齢は約1000年といわれている。
地上約3mのところから大枝に分かれている。元は6本の枝であったが火災のため現在は5本になっている。また、南側には根元からもう1本枝分れして あたかも別樹のようである。幹囲は3.2mである。主幹の下部は空洞になっており、約6畳ほどの広さがある。
この木は昔から御神木として地元の崇敬を受け、大正14年には拝殿が建てられ、雨乞祭や田植後の値付祭が行われている。また、 大正5年には郡浦村の天然記念物として指定を受け、地元の人々から大切に愛護されている。

熊本県教育委員会(昭和61年3月建)
 

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郡浦の天神樟



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郡浦の天神樟
指 定 熊本県指定天然記念物 
指定年月日 1959年10月27日 
所在地 熊本県宇城市三角町中村
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★★☆☆
到達難易度 ★  小型車なら下車後すぐ
撮影日 2007年1月3日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周   14.9m   14.4m   15.2m
樹  高     23m     23m     26m
樹  齢   300年以上   1000年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

90年代の初頭、まだ樹木医の名が知られる前にこの樹の治療が行われている。木の前にはピカピカに光った枝の輪切りが誇らしげに飾られていたのを思い出すが、2007年の訪問時にはすっかりと木材化となり、風景にとけ込んでいるのが印象的だった。
樹勢は根元付近の痛み具合とは裏腹に、結構良さそうでもあり治療の効果が出てきているようだ。
上に伸びる枝からは、みずみずしい若草色の葉が目に眩しい。

町中でこのクスの所在を聞いた際、「車では行かない方が良いよ」と言われたが、かつては車で入っていった記憶があり、ずんずんと入って行ってしまった。
やはり地元の方が言うとおり、とても怖い思いをすることとなってしまったのだが、地元の方の指示には従うべきだと、あらためて痛感させられる観樹行であった。


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