熊本城内には大きなクスは数え切れないほど存在するが、その中でも最も端正な姿をしているのがこのクスノキだ。
櫨方門から場内に入り、飯田丸五階櫓前の平坦地に出ると数本のクスノキが成長しており、その最も奥にあるのがこのクスノキ。
端正な姿ゆえ巨大には見えないが、近づくにつれその大きさが尋常ではないのに気が付くであろう。
飯田丸五階櫓脇に立つこのクスには解説板の設置もされ、熊本城観光の一躍もになっているというところだろうか。
周囲には何も邪魔するものもなく、自由奔放に枝を広げている。
実測すると解説板にある数値よりも幹周は圧倒的に太い。
設置後に成長した分が上乗せされたものであろうか、それにしても10数年でこれだけ成長するとはさすがクスノキである。
訪問日は前日の雪が嘘のように晴れ渡ったほぼ快晴に近い撮影日和で、いつもはあまり付けないPLフィルターを付けて狙ってみた。完全な偽色で、あまり好まない色合いだが、これだけの抜ける青空の下では付けるのが正解でもあろう。