かつて当地にあった藤崎八旛宮の名残で、7本の大きなクスノキが群生している。
外野席スタンドの後方にみられるこんもりとした森となっており、野球中継などでも必ず画面に映るので、ご存じの方も多いはずで、森の都・熊本の象徴のようになっている。
これだけの巨樹が群生しているのは全国にも珍しく、1924年に国の天然記念物に指定された。
球場が完成した際、幹を守るため周囲に保護用の金網が設けられたが、直接手で触れることができるように金網を撤去されたものもある。
最大のクスノキは根元付近の肥大と根上がり傾向を示しており、実測の幹周りは20mと、全国でも最大クラスのクスノキの一本であることが確認された。
人の出入りがほとんど無いため、幹には一面蔦が絡まり、古木然とした姿が特徴である。
最大の株は樹勢も良好のようであるが、隣にある第2の大きさを誇るクスノキは、近年上部の枝が枯れてきており心配されているところだ。