熊本県指定天然記念物 

菊池高校のチャンチンモドキ

    昭和53年2月2日 指定

 ウルシ科の落葉高木で、幹囲3.7m、高さ25mの巨木である。中国南部に育つセンダン科の高木チャンチンモドキに似ているためこの名が付けられた。
 チャンチンモドキは、中国南部からタイ・インドに分布し、わが国では九州だけにしか生育しない、全国的にも稀な樹木である。
 この老木は雄株で、5月には紫褐色の小さい花が多数集まって咲く。葉は羽状複葉でハゼに似ている。もともとこの地に自生していたものか、植栽されたものかは不明であるが、 県内では、天草郡天草町福連木(ふくれぎ)の国有林や、球磨郡山江村で自生が確認されている。

     熊本県教育委員会 (昭和63年3月建)

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菊池高校のチャンチンモドキ



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菊池高校のチャンチンモドキ
指 定 熊本県指定天然記念物
指定年月日 1978年2月21日 
所在地 熊本県菊池市隈府
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 やや不良
特記事項   
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★★☆☆  下車後徒歩5分ほど
撮影日 2008年7月19日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   3.70m    3.7m   
樹  高     19m     25m     
樹  齢      不明       
実測詳細  

菊池市街地の北部、市民広場の外れに菊池高校と菊池神社があり、古い町並みを現在にも残す味わいのある町だ。
菊池高校の正面には将軍木がデントばかりに居座っているが、菊池高校の校門をくぐると右手にチャンチンモドキの大木が見えてくる。日本では九州にしか生育しない貴重な樹種であるという。
校門をくぐるといやでも目に入ってくる場所にあり、まず見落とすことはないだろうと思われる。
樹齢はどの資料にも掲載されていないが、たぶんまだまだ若い者であろうと想像され、300年も経っていないのでは無いか?と思われるほど元気が良いのである。
ほとんど傷んだ枝なども見あたらず、元気に枝葉をのばしている姿は見ていてもすがすがしい気分になれる。
高校の前の道路を渡ると大イチョウがあり、徒歩5分ほどのところには妙蓮寺の樟があり、さらに5分ほど行くと正観寺の樟が存在している。ちょっとした巨樹密集地とも言えそうな菊池の町である。
巨樹鑑賞の後には、ぬるぬるの菊池温泉に浸かって疲れを癒し、冷えたビールを一杯!
菊池に訪れたなら、少々時間をとってこういった巨樹巡りがお勧めだ。九州の中でも、私の好きな町の一つである。


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