八代市街地の南、球磨川が作る広大な三角州の南端に、かつては島であったろう大鼠蔵山がある。
その山が海岸と接するあたりにアコウはあり、護岸工事が行われる以前は、きっと根を波が洗っていただろうと想像される。
2本のアコウが空中で一緒になっているが、これはおそらく連理とは呼べまい。(笑)
上にある祠が祀られているアコウの方がやや大きく、山側は完全にアスファルトによって成長を阻害されているが、そんなことはお構いなしと凄まじいばかりの生命力だ。
訪問時はちょうど落葉していたのだが、真夏にここを訪問すると、おそらく絶好の日影を提供してくれるであろう。
名称は不明だが、歩いている方に聞いたところ、背後の山が大鼠蔵山なので、その名を冠したらいいのでは?との助言を戴いた。
これほど都市に近いところで、これだけのアコウに出会えるとは考えもしなかった。