伊予野の大いちょう

根廻り /九・二五メートル
樹 高 /二四メートル
樹 齢 /推定八〇〇年

(由来)
 この場所は、長宗我部地検帳によると「川ノ内山ノ根寺ヤシキ、二反十代、上ヤシキ内二十五代堂床、薬楽寺、依岡弥次郎絵」となっており、もとは、永楽時の跡である。
 この寺は、江戸時代にはすでになくなり、本尊を祭った阿弥陀堂のみが残っていた。
宗派もわからないので、かなり古い寺であるが、そこに植えられたものであるからこのような大樹になったわけである。
 昭和三十八年に市の文化財(天然記念物)に指定されており、県内屈指の大いちょうである。
 いまでは毎年夏になると「常念さん」の盆踊りが、この木の下で賑やかに行われる。

    高知県緑化推進委員会
    宿毛市教育委員会


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伊予野の大いちょう




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伊予野の大いちょう
指 定 宿毛市指定天然記念物
指定年月日 1963年
所在地 高知県宿毛市小筑紫町伊予野
解説板 あり   詳細を見る 
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2010年1月2日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   7.10m   9.24m   7.39m
樹  高     24m     25m     21m
樹  齢 300年以上    800年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

宿毛市南部の小筑紫町伊予野にあるイチョウの巨木である。
小筑紫の集落からは少々離れており、ひとつ山を越えた伊予野川沿いに開けた伊予野集落のはずれにある。
 周辺は開けているにもかかわらず発見には少々手間どり、立ち話をしているご老人に聞いてようやくその所在が分かった。
根元は広大なゲートボール場と化しており、西側からは何も邪魔する物無く眺められるが、他のさん方向からは視界が遮られてしまう。全体像を撮るには、ただ一点方向からだけの撮影であった。
 ゲートボール場でもあるので、落ち葉などの管理は徹底されているようだが、木の管理はあまり誉められたものではない。
 イチョウにツタが巻き付いており、頭頂部までのほぼ全体を覆い尽くしている状況であり、葉の無い冬場の訪問であったので、それが余計に目に付いてしまった。
 ヒコバエの生長も盛んなようで、新しいヒコバエが数本、勢いよく上を目指して伸びている最中でもあった。
 冬場の訪問なのではっきりしたことは分からないが、幹の下の部分に小枝の大半が集中しており、上部に行けば行くほど枝の数が少ないように見えてくる。
 着生植物にやられてしまったのか、それとも根元付近の養生が不十分なのか、少々心配させられる状況でもあった。
 もう少しでも良いから管理が行き届くと、充分に見栄えのするイチョウだと思われるのだが、現時点では可哀想な雰囲気の中という感が強い。


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