蓮池のクス





蓮池のクス
 
指 定 土佐市指定天然記念物
指定年月日 1957年1月18日
所在地 土佐県土佐市蓮池 西宮八幡宮
幹 周 8.5m           ※1
樹 高 39m
樹 齢 750年            ※2
解説板 あり             
樹勢等 大枝枯損も健全
特記事項   
幹周(実測) 9.5m
樹高(実測) 35m
撮影日 2001年8月17日

  昭和初期の古い資料によると、日本でもっとも背の高いクスノキが、蓮池のクスであると記されています。その高さは50m!
  同じようにもっとも背の高いケヤキが福島県三和にあるケヤキで55m。当時は実際に現地に赴き計測することは困難だったと思われますので、送られてきた資料をそのまま掲載するしかなかったのでしょう。
  しかし、高さ50mと報告されているのだから、それなりに樹高が高いクスノキである可能性は高く、実際にまだ現存しているクスノキであることからも、なんとしてでも訪問して、実際に自分の目にその姿を焼き付けておきたかったのです。
  結果から言ってしまうと、やはりなかなか背の高いクスであったということ。少々身をくねらせながら伸びているのですが、この太さでは希に見る直幹のクスといっても良いでしょう。
  国道からやや離れた所に位置しており、周囲を畑などで囲われているのも幸いしてか樹勢は旺盛のようです。
  反面、藪蚊の攻撃には閉口しました。今までに2回訪れているのですが、2回の訪問ともまともに写真を撮れた試しがございません。
身体を刺すのは百歩譲ってなんとか我慢しますが、カメラのレンズの前に数匹がホバリング状態、ボディーの周りにも群がってくるのには参ってしまった。レンズの前の奴はどうしても写真に収まりたいらしく、追い払っても追い払っても退いてはくれなかったのです。仕上がりのポジを眺めても超ドアップの蚊が写っているものが半数近くを占め、悔しいのを乗り越え、おかしささえこみ上げてくるのでした。黒いものに集まる習性でもあるのでしょうかね?
  当然クスノキの撮影を終えて車に戻ると、顔や腕は数十箇所の刺された痕跡が・・・・。ミミズ腫れになって蚊の毒が身体の中、奥深くに流れていった痕跡がくっきりと浮かび上がっております。商売柄いつも蚊に刺されているため、蚊には耐性のある体質になってしまってはいるのですが、さすがに身体が熱っぽくだるくなったのは避けられませんでした。今となっては良い思い出です。

※1 環境省調査による
※2 現地解説板による


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