蓑笠神社は秦野市から二宮町に抜ける県道71号線の旧道沿いにある神社で、祭神のスサノヲがここで雨宿りをした際、使っていた笠を置いていったからだとも伝わっている。
南側より長い参道が続いており、両側にはケヤキの大木が立ち並ぶ。参道入り口に立つケヤキと、参道最奥の本樹が特に大きい。参道奥の拝殿前に立つケヤキが「蓑笠神社のケヤキ」と呼ばれるもので、上部から根元に通じる大きな空洞があるが、古い時代の落雷の影響だと伝えられている。
そのために樹高も樹冠も小さめであるが、根元のすぐ脇に石垣が迫っているのも多分に影響しているだろう。
参道のケヤキは概して古そうだが、拝殿周囲にあるケヤキは直幹のケヤキで姿が良く、まだまだ若々しい姿をしている。
200年ほど前に補植をしたのであろうか、100年後くらいには今見ている御神木のケヤキに変わり、世代交代と成りそうな勢いである。
かながわの名木100選の選ばれたが、どちらかというと地味な存在のケヤキ、そんな印象が強い。