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川尻八幡神社のスダジイ (仮称)





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川尻八幡宮のスダジイ
指 定 無指定
指定年月日 − 
所在地 神奈川県相模原市緑区城山町川尻4171
解説板 なし   
樹勢等 道路脇のものは良好  本殿前 不良
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ☆☆☆☆  
撮影日 2006年11月6日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   5.50m     6.07m
樹  高   20.0m     13.5m
樹  齢 300年以上    
実測詳細 地上1.3m部分を計測

最後まで相模原市との合併に抵抗?していた城山町も、ついに相模原市の一部となってしまった。かつてはこの街があるために、相模原市が分断されて旧津久井町の地域が飛び地となっていた時期があったのだ。
 現在は相模原市に合併されて緑区となり、北は東京都町田市と接している。2010年4月には相模原市も政令指定都市に移行し、人口72万のマンモス都市へと変身してしまった。
 その町田市に近い北部一帯を川尻(かわしり)町と言い、背後に城山湖を抱え緑豊かな地でもあり、「城山かたくりの里」は近隣住民には良く知られた観光スポットでもある。
 川尻八幡神社は県道48号線、通称鍛冶谷相模原線に面しており、神社への入り口には大きなスダジイが立っているのですぐに分かるであろう。
 まったく無名のスダジイであるが、なかなか重量感豊かな樹形を誇っており、根元付近より大きく二幹に別れるため、半円形の大きな樹冠を持っている。
 東側の根元をアスファルトで覆われているため、樹勢はやはり衰退気味のようで、樹皮などの剥がれや一部腐朽が進んでいる状態だ。圏央道が開通してくれたなら車の通行量も少しは減るのであろうが・・・・もう少しの辛抱である。
 川尻八幡神社には、拝殿前にも特徴あるシイが立っている。
 本来の神木の役目はこちらのスダジイが担っているようで、朽ちかけた幹には立派な注連縄が巻かれている。
 樹形からすると、合体木として成長していったものの、片方が何かの理由で枯れてしまい、残った片割れが現在見られるアンバランスな出で立ちのスダジイなのであろう。
 数本の支柱により支えられている状況だが、幹は細くてもさすが御神木と思わせる神聖さを持ち合わせているようだ。
幹は一面苔むしており、いかにも時代を感じさせてくれる古木と言ったところだ。

 実は倒れて話題となった鶴岡八幡の大イチョウに巻かれている注連縄は、ここ川尻八幡宮で作られているのだ。
 意外なところで鎌倉との接点があるものだが、移植された鎌倉のイチョウのため、今年もまた注連縄作りが行われることであろう・・・・・そう願いたいものだ。
幸い、倒れた根元からは新しい芽が出始めたそうである。
残るは主幹が根付くかどうか・・・期待を込めて見守っているのだが、果たして。


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