伊勢原市の北部、日向薬師の境内にあるスギの巨樹。
日向薬師は結構な山奥に存在するが、林道とはいえ舗装された道路も整備され、年始には大勢の初詣客でにぎわう。
「宝城坊の二本杉」とも言われ、県の指定名称はこちらを採用しているようだ。
拝殿の右前方、山門近くに二本のスギが並び立っており、南側のスギがやや大きい。
梢の先端はすでに丸みを帯びており、かなり老齢のスギのようであり、太さの割に樹齢を重ねているのかもしれない。目立った痛みなどは見られないが、樹冠にはかなりの隙間が見られるため、樹勢は旺盛とまではいかないのかもしれない。
境内にはタブノキやクスの巨樹が多数存在し、素晴らしい巨樹の境内林を形成しており、ほかにケヤキ、ウラジロガシ、モミなど、大木が目白押しである。
これら境内林は、「日向薬師の寺林」として神奈川県の天然記念物に指定されており、貴重な森であろう。
地名が日向であるように、まさしく太陽がさんさんと降り注ぐような境内で、写真もほとんど全滅状態であったのはお許し頂きたい。