大雄山杉並木

大雄山最乗寺(一三九四年開山)の開祖、了庵慧明禅師は、寺の建立とともにスギの植林を進めた。
以来、山林愛護と伐採禁令が行われてきたため、寺領の約一三〇ヘクタールは、スギを主体に数多くの高木を含む、約一七万本の題植林地になっている。
そのうち県文化財の指定区域は、仁王門からの参道両側五間(9メートル)と本堂周辺を合わせた約二六ヘクタールで、」ここには樹齢が三五〇年から五〇〇年 の巨木が多く、最大幹周り7メートル、樹高四五メートルに達する。林内にはスギのほか、この地域の自然林構成種であるシラカシ、シロダモ、アオキなどの常緑 広葉樹、オオハノイノモトソウ、ジャノヒゲなど多くの下草が繁る。自然林に近い安定した林相を示す大規模なスギ林は、関東地方でも数少なく貴重である。

昭和六十三年十二月

南足柄市教育委員会

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大雄山杉林



大雄山杉林
指 定 神奈川県指定天然記念物
指定年月日 1953年12月22日 
所在地 神奈川県南足柄市大雄町1157
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 神奈川県有数の杉林  
お勧め度 ★★★☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2007年7月9日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   6.65m    7.0m   
樹  高     30m     45m     
樹  齢       不明    500年   
実測詳細  

大雄山杉林は、仁王門付近から最乗寺〜奥の院に至るまでにある広大なスギの植林地。
 最乗寺は、応永元年(1394年)、了庵慧明禅師が開山した曹洞宗の古刹で、永平寺、総持寺に次いで、曹洞宗では全国第三の格式を誇るお寺とされる。杉林は最乗寺境内を囲むように、約17万本もの大植林地となっており、境内の約26haが県の天然記念物になっている。
最大のものは幹周が7mほどあるとされており、樹高は45mとのこと。どのスギであるかは確認できなかったが、奥の院に向かう途中にかなり大きなものが確認できる。
樹高は45m以上のものもありそうで、平均的に樹高は高そうだ。人工林とはいえ、ここまで樹齢の古いスギ林は貴重であろう。 


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