もう四度目の訪問であるが、どういう訳かいつも実測できない、または写真に撮れない木である。
こういう巡り合わせの悪い木ってのは全国に何本かあるものなのだ。今回はカルチャーでの案内役であったのだが、講師の役割もなんのその、一人先に走って坂を登り、ぜぇぜぇ言いながら写真に収めてしまった。
そんなわけで良い写真が撮れるわけもなく、疲労困憊した状態での写真は、使えないものばかり量産する羽目になってしまったのである。
初めて見る方は、その真っ赤な樹皮にまず驚く。熱帯雨林の中の木と見まごうばかりの不思議な木である。
屋久島や南紀など、結構普通に生息している地でも、不意にこの木が現れて驚かされることも多い。
小田原付近がほぼ北限のようで、関東では他にこの木はあまり見かけない。バラ科の木であるそうで、どのような花を咲かせるのか、一度この目に焼き付かせてみたい。