山北町指定天然記念物

八幡神社のくすのき

昭和五十九年二月一日指定

くすのき(樟・楠)はクスノ木科の常緑高木、関東以南の暖地に産し、五月頃白色の小花をつける。
材は堅く、独特の薫りがあり、樟脳や樟脳油などがとれ、建築材や船材としても使われる。
八幡神社のくすのきは樹高約二〇メートル、根廻り七・二メートル、樹齢三〇〇年(推定)である。
その姿は根本から約六メートルのところで大きく二っの幹に分かれ、しかも斜めに張り出した巨木でその葉は幹がかくれる程茂っていて樹勢は旺盛である。
又、根本の小枝は関東大震災(大正十二年九月一日)によって根本がさけて、その先端から生じたもので学術的にも貴重な現象である。
郷土の貴重な天然記念物として、指定し保護するものである。
平成十七年三月
山北町教育委員会


※誤字もそのまま転記

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八幡神社のくすのき



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八幡神社のくすのき
指 定 山北町指定天然記念物
指定年月日 1984年2月1日 
所在地 神奈川県足柄上郡山北町岸
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2007年7月10日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周    7.2m    7.2m   7.04m
樹  高     20m     20m     27m
樹  齢   300年以上    300年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

山北市街中心部より大雄山方面へと抜ける県道脇にあるクスの巨樹である。
浅間山と丸山に挟まれる小さな峠の麓にあるといったらいいだろうか、緩傾斜地にあるため水はけも良く、クスの生育する環境には適した地なのであろう。
クスは車道側に覆い被さるようにかなりの傾斜を持ち、傾いた格好で立っている。幹の太さの割には樹冠の成長は小さいと言えるだろうか。
背後の石段上部から眺める姿が、このクスの最高のビューポイントであろうか。
北限に近い、しかも市街地の中にあるものとしては傷みも少なく、樹勢も旺盛であるようだ。


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