99年の元日の訪れてから8年後、久々に千本楠へとやって来た。過去の印象とはかなり隔たりがあり、これほど素晴らしい地だとは当時気がつかなかった。
ちょうど元旦ゆえ、宮司さんに詳細を聞くことができたが、親木から派生した枝が生長・・・という話には否定的であったのだが、あきらかに祠の後方あたりにとんでもないクスノキの母がいたことは間違いない事実であろう。
50〜60mの直径を持ったクスの列を見ていると、遠い過去の景色が浮かぶようであるが、おそらく想像を遙かに超えた異様な光景だったに違いない。
現在この親木に匹敵するクスノキは現存するであろうか?
枝張りでは寂心さん?川棚クスの森?いや、双方ともマザーツリーには敵わないだろう。足元にも及ばぬかも知れぬ。
太さはそれほどではなかったかも知れないが、これだけの樹冠を持つクスノキは現在では皆無だろう。
これは★5つでは足りないくらいで、★6つを与えたいくらい素晴らしい地であった。
ただ単に巨木を見に行くだけ、また、ただ写真に収めたいのであればこの地の良さは多分、分からないであろう。
※1 現在は日置市