国指定天然記念物
永利のオガタマノキ
昭和19年11月13日指定
薩摩川内市教育委員会
管理者 宮 浦 正 子

永利町石神神社の境内にあるオガタマノキは、樹齢八百余年で昔から神社にゆかりが深く、今日まで保護崇拝されている。
この木はモクレン科に属しており、暖かい地域に自生する常緑の高木である。花期は二月〜四月で、白色で基部は紅色を帯び芳香がある。 実は神代の首飾りの形に似ている。長崎県小長井町のオガタマノキとともに日本における大樹として大切にされている。
和名オガタマは「招魂(オキタマ)」から転訛した名前とする説がある。 タマは霊に通じ昔から神事には欠かせないものとされている。伝説によると、天照大神の「天の岩戸隠れ」の際、天細女命はこの木の枝を手に舞ったという。
神前に奉納する玉串は、この「オガタマ」を使うのが正式とされるが現在では、「サカキ」が代用されている。

幹周り 6.7メートル
樹 高  22メートル
根廻り  10メートル
枝張り東西30メートル
南北に  26メートル
平成7〜8年に樹勢回復事業を実施している。

平成13年7月
 

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永利のオガタマノキ



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永利のオガタマノキ
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1944年11月13日 
所在地 鹿児島県薩摩川内市永利町886−21
解説板 あり    詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2007年1月1日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周    6.7m    6.7m   8.15m
樹  高     22m     22m   20.5m
樹  齢     700年    800年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

まず最初に目に飛び込んできた第一印象は、ここはアフリカかいっ!というような感じであった。
もうお分かりであろう、何となくバオバブの雰囲気に似ているのである。
伐採されてしまった上部の枝を元に戻すと、雄大な広い樹冠を持っているのであろうが、すっぽりと頭頂部を切断された姿が、何となくバオバブチックなのである。
幹一面に寄生している緑が、更にその印象を強くしている。
幹自体には目立った損傷はなく、非常にエネルギッシュな印象を受ける。枝数は減ったとはいえ、まだまだ成長期なのであろう。
解説板にもあるが、小長井のオガタマノキを見た方にとっては、お互い似ても似つかない性格を持った木と感じるであろう。本当に同じ種とは信じがたい雰囲気である。
薩摩川内市に行ったならば、一見の価値はある樹であろう。


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