以前、筑波山を登った際に筑波山神社境内に見栄えのするシイノキがあるのを覚えていた。
なかなか訪問する機会に恵まれなかったのだが、2008年の春にカルチャーの下見のため、ようやく訪問の機会に恵まれた。
筑波山神社拝殿の西側にある大御堂のはずれ、3本のシイノキが群生状態で立っており、昼なお暗い森を形成している。
山麓側にあるシイノキが最も大きく、もっとも見栄えがする。
樹皮の模様も、ある意味不気味な紋様をしており、近寄りがたい雰囲気をも有している。
環境省データベースにも記載されておらず、ネット上にもまったく資料がなく詳細は分からないが、おそらく固有の名称も付いていないようである。
樹齢は推定400年ほどのものと判断したが、どうだろうか。
根元付近を造成した際の傷跡であろうか、樹皮が剥がれかけており少々痛々しい姿にも見えるが、樹勢そのものは悪くない。
全国にも数多いシイノキの巨樹であるが、その中でも最高の一本であることは間違いないところである。