水郡線静駅から西に約1.5kmほどのところ、大きな白い鳥居が道路脇に立ちすぐにそれと分かるであろう。
静神社は大同2(806)年の創建と伝わる古社で、常陸国二ノ宮に位置づけられている。西隣にある静峰ふるさと公園の桜が「日本さくら名所100選」に選ばれたことにより、「静」の名は県内外にも知られた存在となったようだ。
鳥居をくぐり、参道の石段を2分ほど登った右側にスギはあり、途中から2本に分かれて生長している。
参道周囲は豊かな森が残されており、その中の主のようである。
かつては拝殿前、手水舎脇に大ヒノキが存在し、幹周り約7mと関東最大のヒノキとも言われ、天然記念物にも指定されていたが、残念ながら現在では切り株だけが当時を偲ばせている。
スギの樹勢はなかなか良さそうで、ヒノキに変わって静神社第一の巨樹としての存在感を漂わせている。