旧真壁町のほぼ中心部の密弘寺の門前にあるケヤキの大木。
北側の樹皮はコブが多く、いかにも古木の雰囲気を漂わせているが、その他の面はなめらかな若そうに見える樹皮が特徴だ。
密弘寺は宝治元年(1247年),恵寿僧都が大日如来を本尊として開山したと伝える新義真言宗の寺院とされるが、ケヤキの樹齢は500年と伝えられており、開山後250年ほどたってから植えられたものとされている。
根元は車が通るために踏み固められ、街の中心部にあるため環境も良くはない状況である。
幹には上部にまで通じる空洞を抱えており、主幹を失った痛々しい姿ではある。
撮影中には地元のカメラマンの方が訪問なされ、撮影談義に花を咲かせた。
町中にあるが、のんびりとした時間が流れる、そんな落ち着いた寺院であった。