国道349号線から折れ、池田交差点方面に向かうと立派な屋敷林が見えてくる。その道路側に立つ関東有数のモミジの巨木が菊池家のモミジである。
根元から見上げるとモミジとは思えないほどの迫力があり、幹のくねらせるような姿が何とも妖艶な感じである。根張りも大きく、枝張りも雄大で、これだけのモミジは珍しい存在である。
根元を道路が通り、決して恵まれた環境ではないが、それをものともせずに元気な姿で成長している。
現在は菊池家の庭にあるが、かつてこの場所には真言宗観音寺があったとされ、大切に守られてきたのだろう。
通りがかりに偶然見つけたもので、次回は是非とも紅葉シーズン真っ盛りに訪問してみたい、そんな気にさせてくれる素晴らしいモミジである。
本樹はヤマモミジで、イロハモミジ(カエデ)と並んでモミジを代表する樹種である。