下野宮近津神社は棚倉町の都々古別神社上社中社とともに「近津三社」とも呼べれており、前二社が一の宮であることからも、当社も一宮と同等の格式がある由緒正しき神社でもある。
鉾杉は創建当時に植えられたと伝えられるスギで、前九年の役(1051)、後三年の役(1083)の阿部氏の乱の時に八幡太郎義家が戦勝祈願のため当社に参籠し、持っていた鉾を、この杉に立てかけたと伝えられるスギである。
樹勢は良好で、高く天を目指す姿は格調高い。実測によると50mに迫る49mを計測した。大きな痛みも感じられず、まだまだ成長しそうな勢いであろう。
本殿の右手前には、源義家が手植えしたと伝えられる都々母杉がある。(最下段の写真)
※1 環境省資料による