鉾 杉 (ほこすぎ)
根周囲 約12.5メートル
幹周囲 約9.8メートル
樹 高 約50.0メートル
推定樹齢 約1.300年

慶雲4年(707)に創建と伝えられている近津神社の社殿造営の時に、その傍らに植栽された一本の杉の木は、 現在も成長を続けている。鉾杉の名称は、平安時代末期に陸奥国でおこった阿部氏の乱に、前九年の役(1051)・後三年の役(1083)と、二度にわたって奥州に出征した八幡太郎義家(源義経)が、武運長久・戦勝祈願のため近津神社の参龍する時、自分の持っていた 鉾を社殿脇の杉の木に立てかけたことに由来する。この時から一本の杉の木は鉾杉と呼称されるようになり、近津神社の御神木として崇敬されている。

鉾杉 (都々母スギ)







鉾杉
指 定 茨城県指定天然記念物
指定年月日 1931年10月13日 
所在地 茨城県久慈郡大子町大字下野宮1626
幹 周 9.72m                ※1
樹 高 40m
樹 齢 1300年   
解説板 あり                  詳細
樹勢等 良好
特記事項   
   
幹周(実測) 10.14m
樹高(実測) 49m
お勧め度 ☆☆☆ 
到達難易度  
撮影日 2005年7月21日

下野宮近津神社は棚倉町の都々古別神社上社中社とともに「近津三社」とも呼べれており、前二社が一の宮であることからも、当社も一宮と同等の格式がある由緒正しき神社でもある。
鉾杉は創建当時に植えられたと伝えられるスギで、前九年の役(1051)、後三年の役(1083)の阿部氏の乱の時に八幡太郎義家が戦勝祈願のため当社に参籠し、持っていた鉾を、この杉に立てかけたと伝えられるスギである。
樹勢は良好で、高く天を目指す姿は格調高い。実測によると50mに迫る49mを計測した。大きな痛みも感じられず、まだまだ成長しそうな勢いであろう。

本殿の右手前には、源義家が手植えしたと伝えられる都々母杉がある。(最下段の写真)

※1 環境省資料による

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