北茨城市の中心であるJR常磐線磯原駅より北東に約16kmのところ、県道27号から別れると間もなく花園神社に行き当たる。
山奥でありながら、なかなか雰囲気のある大きな神社である。
境内には数多くの巨木に囲まれており、目的の三本杉以外にも目移りしてしまうほどであった。
三本杉は拝殿の左奥約50mほどのところに控えており、他のスギよりも抜きん出て立っており、さすがに存在感は境内でもピカイチのようだ。
地上10mの高さより3本に分かれており、それが名称の由来となっているようで、合体木独特の接合部の肥大も見られないことから一本から別れて成長していったものかも知れない。
周辺の環境が抜群なことも相まって樹勢はきわめて良好であるが、周囲のスギとの生存競争に晒されているためか、枝張りは広くはなく、樹冠の広がりはほとんど無い状態だ。
上記のとおり、花園神社の境内には数多くの巨木が存在しており、山門脇にあるスギは幹囲8mを超えるものすらあるが、存在感は残念ながら三本杉の比ではないようだ。
また、拝殿前には県指定文化財のコウヤマキが2本並んで立っている。
タイムスリップでもしたかのような静寂な境内、日頃の疲れを癒すにはうってつけの神社と感じてしまった。